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  • リハク
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  • 南斗五車星の一星「海」の戦士。 「海の兵団」を率いる。五車星の軍師的存在であったが、ラオウ、ケンシロウの力量を見誤ったことから事態の混乱を招いた。またヒューイ、シュレン、ジュウザらの軍団を順番にラオウの軍に差し向けた事は、「兵力の逐次投入」であり、軍事の初歩中の初歩の禁忌である。その「失態」故に一部で「無能な軍師」の代名詞のように扱われているが、ラオウによれば「世が世なら百万の軍を自在に操る男」であり、そもそも「兵の群」を操るのが軍師である。ラオウのごとき下手な軍隊を軽く蹴散らすほどの「超個人」を相手にしなくてはいけなかったことや、それに対するに戦力として計算できる手駒は(自らを含む)五車星のみ、しかもそのうちジュウザはほとんど当てには出来ず、フドウはケンシロウの護衛役に回すしかなかったという状況下では、やむを得なかったのではないかという説も取りざたされている。 なおアニメ版のリハクは拳法家でもあり、ラオウと拳を交える場面も描かれた。アニメ版にのみ登場する拳法の名は「五車波砕拳」。変幻自在の構えにより、荒波が岩を砕くが如き必殺の一撃を繰り出す拳法で、画面に大波が出るほどの大掛かりな演出が印象的だったが、ラオウには全く通用しなかった。
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画像サイズ
  • 200
声優
画像ファイル
  • Rihaku.jpg
性別
  • 男性
名前
  • リハク
流派
伝承拳
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愛称
  • 「海」の戦士
abstract
  • 南斗五車星の一星「海」の戦士。 「海の兵団」を率いる。五車星の軍師的存在であったが、ラオウ、ケンシロウの力量を見誤ったことから事態の混乱を招いた。またヒューイ、シュレン、ジュウザらの軍団を順番にラオウの軍に差し向けた事は、「兵力の逐次投入」であり、軍事の初歩中の初歩の禁忌である。その「失態」故に一部で「無能な軍師」の代名詞のように扱われているが、ラオウによれば「世が世なら百万の軍を自在に操る男」であり、そもそも「兵の群」を操るのが軍師である。ラオウのごとき下手な軍隊を軽く蹴散らすほどの「超個人」を相手にしなくてはいけなかったことや、それに対するに戦力として計算できる手駒は(自らを含む)五車星のみ、しかもそのうちジュウザはほとんど当てには出来ず、フドウはケンシロウの護衛役に回すしかなかったという状況下では、やむを得なかったのではないかという説も取りざたされている。 実際リハクの用意した策は、「海の兵団」とユリアの影武者を務める娘トウ、そして自ら用意した罠を仕掛けた部屋でラオウの足を止めて時間を稼ぎ、その間に部下がケンシロウとユリアを連れて、罠の部屋から下階に位置する部屋で二人を再会させ、仮に自分が死亡したとしても、その時点で二人は既に安全な所に移動しているはずであった。しかしケンシロウは、「ラオウいる限りユリアに生はない」とユリアを待たずにラオウの元に向かい、ユリアは待ち合わせの部屋で従兵と共にケンシロウを待つことになる。そして、ケンシロウとラオウの戦いの最中に部屋を崩壊させる最後の罠が発動、ラオウは遥か下の部屋へと転落するが、そこでユリアを発見して従兵を殺して連れ去ってしまう。この裏目に出た最後の罠により、ケンシロウは一時的に視力を失うが、高所から転落したラオウに至っては重傷を負って、居城に戻るとすぐさま意識を失いユリアに手当てされる有様だった。拳法の類でなく、純粋に罠だけでラオウに重傷を負わせたのはこれが劇中最初で最後である。 なおアニメ版のリハクは拳法家でもあり、ラオウと拳を交える場面も描かれた。アニメ版にのみ登場する拳法の名は「五車波砕拳」。変幻自在の構えにより、荒波が岩を砕くが如き必殺の一撃を繰り出す拳法で、画面に大波が出るほどの大掛かりな演出が印象的だったが、ラオウには全く通用しなかった。 トウという娘がおり、彼女もまた“南斗聖拳最後の将”であるユリアの従者として、献身的に仕える。そんなトウがラオウを愛していたことを、リハクが知っていたのかどうかは不明(彼女をユリアの影武者にした事を含めて、心中は複雑だったのかもしれない)。 天帝編では、北斗の軍の参謀として登場。かなり老いた感じはするが、天才軍師の頭脳は健在である。また、リンやバットに対しては時に保護者のごとく接し、ファルコと対峙してからは北斗の軍の面々に彼の過去やラオウとの関わり、そして天帝を守るという信念を説明した。修羅の国編では、原作においては登場しないが、アニメでは北斗の軍を引き連れて登場しケンシロウとカイオウの決戦を見守った。