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  • 粘りの二塁打 甲陵・神宮寺選手
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  • 2006年07月13日 Image:粘りの二塁打.jpg 7回裏2死で9点差。素振りを何度も繰り返し、バッターボックスに向かう甲陵の神宮寺敦史君。一塁側スタンドは大歓声に包まれた。 「絶対打つ」。はやる気持ちを抑えようと、神宮寺君は打席に立つ直前、マネジャーからもらったお守りを握りしめた。 「変化球には手をださないで、直球をたたこう」。狙いを絞った3球目、内角高めの直球をとらえた=写真。芯でとらえた手応えがあった。 白球は左翼手の横、三塁線上を抜けて二塁打に。一塁側スタンドがわく。ベンチの仲間に向かい、腕まくりした右腕を突き上げた。 昨年11月から半年ほど、白血病により入院生活を強いられた。暇さえあれば白球を握った。あせる気持ちから隠れて筋力トレーニングしたこともある。部に復帰したのは、大会の約1カ月前だった。 土壇場の場面で結果を残せたが、「もうみんなと野球ができない」との思いが強い。それでも、「どんな形でも、野球は続けたいです」と語った。 * Asahi.com
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  • 2006年07月13日 Image:粘りの二塁打.jpg 7回裏2死で9点差。素振りを何度も繰り返し、バッターボックスに向かう甲陵の神宮寺敦史君。一塁側スタンドは大歓声に包まれた。 「絶対打つ」。はやる気持ちを抑えようと、神宮寺君は打席に立つ直前、マネジャーからもらったお守りを握りしめた。 「変化球には手をださないで、直球をたたこう」。狙いを絞った3球目、内角高めの直球をとらえた=写真。芯でとらえた手応えがあった。 白球は左翼手の横、三塁線上を抜けて二塁打に。一塁側スタンドがわく。ベンチの仲間に向かい、腕まくりした右腕を突き上げた。 昨年11月から半年ほど、白血病により入院生活を強いられた。暇さえあれば白球を握った。あせる気持ちから隠れて筋力トレーニングしたこともある。部に復帰したのは、大会の約1カ月前だった。 土壇場の場面で結果を残せたが、「もうみんなと野球ができない」との思いが強い。それでも、「どんな形でも、野球は続けたいです」と語った。 * Asahi.com